先日の紙芝居会見といわれ、世間から失敗したと判断されたフジテレビ社長の会見のやり直しが、27日に行われ、港浩一社長、嘉納修治会長の辞任を発表した。
新社長は清水賢治専務となる。
会見直前の緊張のこのタイミングで、まさかの他局の調査から、フジテレビ編成局員による他のキー局女子アナ接待が発覚した!
新しい人事発表のタイミングで、新たなスキャンダルも発覚した。
今日の臨時取り締まり委員会のポイント5選
・スポンサーを納得させるだけの今後の改善策を具体的に説明できるか
・日枝久相談役・港浩一社長ら経営陣の進退はどうなるか?
・中居氏と被害者のトラブルにフジテレビ社員(編成幹部)の関与があったか?
・中居氏のトラブルを報告受けた後の対応が隠蔽を意図したものではなかったか?
・女性アナを「上納接待」に使うことはなかったか?
他局内調査で発覚した新たなフジテレビ編成局員の不祥事
フジテレビの問題は、他局でも同じようなことがなかったか聞き取り調査が始まっている。
その中で、なんと他のキー局から新たな事実が発覚した。
フジテレビの編成局員が、他のキー局の女子アナにまで声をかけて中居正広やほかの人気タレントの食事会に参加させていたのだ。
ついに社内だけでは飽き足らず、他の局のアナウンサーまで紹介する機会を作っていたそうだから驚きを隠せない。
そもそも中居正広が望むから、そういう会を作るのだ。
中居正広がいかにいろいろな女性との交流を編成局員に求め続けてきたかがわかる。
そういう意味では編成局員も被害者でもあるのかもしれない。
フジテレビ編成局員の他局女子アナ上納企画飲み会とは?
食事会は、普通の食事会ではなく、イベント化したものだったという。
つまり、接待よりも上納といった方がいいようなエグイ食事会だ。
編成局員が一人ずつ部屋に呼んで、中居たちに女子アナを会わせる面接のような形で、そのあと中居の隣に座らせるというものだった。
喜び組という言葉を思い出させられた。
これを上納といわずに何というかといったような食事会に、他局のアナが呼ばれていたのだ。
さらに、フリーのアナも来ていたという。
同席したタレントは、「やらせてくれよ~」と性行為を懇願する様子もあり、ボディタッチは当たり前の雰囲気になっていたという。
企画した編成局員は、その様子を監視するかのような場所で見守っていたという。
臨時取り締まり委員会の会見のポイントはどうなるか?
重要なポイントの一つ、社員から大きな声が上がった日枝相談役の進退だが、会見に参加していない時点で、退く意思が全くないことがわかり、社員の声が日枝氏に届く所とはなさそうだ。
ポイントの一つのフジ社員が中居氏のトラブルに関与しなかったかだが、年末には局員の関与ナシという発表だった。
ここにきて、トラブル少し前に鶴瓶らと、被害者は「仕事に有利になるからこういう会に来るように」といわれて中居の家のパーティーに参加させられていたことがわかった。
また今回の他局のアナから、面接のような方法で上納されそうになった証言に、フジの編成局員に呼ばれたと証言されており、年末のフジ職員の関与ナシは、覆された。
また上納接待に使われなかったかについて、少なくとも他局のアナは一人ずつ呼ばれて隣に座らされた時点で、上納目的は明らかである。
またフジテレビ局内からも自分も上納されそうになって、相手が裸になって待っていた事件の証言もあることから、上納がなかったかというポイントも、あったという事になりそうだ。
一番重要なのは、これらの点をひっくるめてスポンサーを納得させられるかが一番の焦点だが、どこまで理解を得られるかが注目される。
港社長が他の社長に代わっても、同じフジテレビの経営陣が繰り上がっただけだ。
日枝氏の下が少し変わっても、日枝氏の鶴の一声経営は変わらない。
フジテレビ以外の外部から社長が来た方が旧体質をくりかえさないで済みそうだが、また期待できなそうですね。
日枝天皇とは?
フジテレビがお台場に行く前の新宿のあったころ、日枝氏のパワハラ、セクハラは当たり前。
日枝氏は毎年、正月明けに局アナを引き連れて、社内を練り歩く光景があったそうだ。
女子アナ採用を巡っては「面接で日枝さん好みの女性が通る」といい、「局アナは自分の大奥」とでも勘違いしていたのではないかといわれたほどだった。
港社長よりも、日枝氏が裏で今もフジテレビを牛耳っているのは暗黙の了解だという。
昔から局員の間では、日枝氏の意に沿わなければ地方局に飛ばされ、日枝さんが気に入った人間しか出世しない。誰も逆らえがないといわれている。
そのため、やり直し会見にも出てこない、港社長はじめ管理職がすべてやめたとしても自分はやめることはないという意思の表れか、フジテレビの職員はこのことに絶望しているという。
若手は、タブーといわれる他局への転職も模索しているそうだ。
このままだと優秀な人材も外に流れ、ますますフジテレビの復活が厳しくなる可能性が多い。
万が一、フジテレビから日枝氏が去っても、フジサンケイグループのドンが日枝氏であるこちに変わりはない。
結局何も変わらないだろう。
フジテレビの女子アナ接待は日枝時代からの慣例
女子アナを同席させての接待は、日枝久相談役時代から常習化したもので、港社長もそれを引き継いで出世してきた。
さらに今回話題の編成局部長も、港氏から引き継がれた女子アナを接待に使う手法を引き継ぎ、かわいがられて出世をしてきた。
この他局のアナを中居氏に接待した編成局長も今回話題の中嶋氏かははっきりしないが、中居氏とずっと密着して上納飲み会をしてきたのは、おそらくこの人以外はいないと思われる。
フジテレビの編成局幹部の上納システムは、フジテレビでは長く伝統として常習化してきたもので、疑問視されることもなく今まで続いてきたもののようだ。
フジテレビの会見は27日午後4時から東京・台場の本社で開かれる。
参加メディアは制限せず、動画撮影も許可するが生中継はNG。
時間無制限で質問を受ける。
10分遅れの放送や配信を各媒体に求めている。
今度はスポンサーや世論を納得させる説明がなされるのだろうか。
フジテレビ 中居正広 性加害関連記事
薬物疑惑や未成年も上納されていた本人の訴え、渡邊渚が命の危機を感じた原因は中居の性癖か?など。
他記事も見ていただけると幸いです。
https://enterpriseoss.jp こちらです。