昨年の新米が出る前あたりから、米不足とお米の値上がりは目を見張るものがあり、倍近い値段が都心では続いています。
また少し価格が安いものはブレンド米。
今では日本米を食べれるのはセレブだけとまで言われており、スーパーでは台湾産のお米が日本米より需要があり売り切れています。
元農水省官僚のキャノングローバル戦略研究所山下一仁さんの暴露があり、こちらを紹介します。
またこの内容は米作りの現場にいる人からも言われていた内容と一致するという事で、一部の豊かになりたい人たちによる犠牲であることが解ります。
お米が値上がった理由は?
元農水省官僚の山下さんの説明によると以下のような原因があります。
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農林水産省がJAの顔色うかがって、現在の状況を作り出している。
JAは、当然お米を高値にしたいわけです。
なぜ農水省はJAに忖度するのか?
農林系属議員にとって、JAは選挙の時の票数を多く持っているため、自分たちが当選するときにはJAの票が重要であるため、要望に応えることになっている。
JA組合員数は正会員393万人准組合員634万人と、1000万人以上もいるのでこの表を獲得できるかで、選挙の結果が変わるからだ。
また週刊文春の調査によると、さらに農林系議員はこの3年で、1.4億円の献金を受けたりパーティー券買ってもらったという。
石破政権の多くが農水省大臣経験者
石破官僚の官僚の多くが農林系属議員というのが、今回のJAとの癒着に大きい原因がある。
そもそも石和茂は麻生政権時代に48代農林水産大臣を務めている。
政権ナンバー2の林芳正官房長官 54・57代農林水産大臣
幹事長の森山 裕 58代農林水産大臣
石破政権と言えば、農水大臣経験者が多くいるため、JAとの癒着は隠せないだろう。
当然、天下りしたい議員が多く、JAに配慮した結果が、JAの望むコメの価格引き上げ政策だ。
そのため、減反政策や備蓄米を放出すれば、値段が解決するのを政府はあえてやらないのが現状だ。
お米の高騰はいつまで続く?
元農水省官僚の山下氏いわく、農水省は今回放出した備蓄米を1年後に買い戻すと言っており前代未聞だそうだ!
今年の選挙前に少し下げて、そのあとにまた高値に戻す、もしくはこのまま値段を下げる操作をしない可能性があるという。
そのため高騰はいつまで続くかとなると、農水省出身者や、農水省系の議員たちが多く居残る限り、
JAによる
選挙の票獲得
献金
パーティー券購入
天下り先確保
のため、JAの希望する米価格高騰が回避される見込みはないという。
【いつまで高騰?】
JAとwinwinの関係議員がいなくなるまででしょう。
また今後、備蓄米を放出するが、市場での供給増にはならないようにして米価の下落を避ける方向でコントロールされていくようだ。
(デイリー新潮)
飲食店には安い価格でお米がおろされている現実がある
実は一般の人が買うお米は高騰しているが、飲食店には別ルートで、以前とあまり変わらない価格で供給されているともいわれる。
転売業者が売り込みに来るようだが、サンプルを求めるとサンプルは出せないと言われることもあるようで、素人の転売ヤーが、お米の保管を専門の保管方法を用いずに倉庫に丸投げ保管の可能性もあるようで、保存状態がよくないのでは?といわれる。
またそのせいで転売業者は在庫を売るのに焦りが見えたりしてるケースもあるという。
政府の操作以外に、こうした転売ヤーの存在もあるようだ。
農水省とJA癒着以外の米高騰の原因は?
1.水田を畑にすると農水省から補助金が出るため、水田が減っている。
2.一等米生産数低下(いいお米の量が減った)
3.中米、くず米不足で肥料やお酒、おせんべいになるお米が足りず、食用のお米を使った。
4.出し渋りの出荷業者がいる。
新米が出たタイミングでなぜか古米が多く出てきたため、買い占めがあったといわれる。
まとめ お米不足で値上がった理由5選
1農水省系属議員たちとJAの癒着による、お米値上げ制作が原因
2~5 上記に書いたJA癒着以外の原因
という事になる。
石破政権が農水省出身者が多いこと、JAの恩恵が議員に大きいことが現在の米高騰の原因の様だ。
しかも、この問題は選挙前に一時的に下がることがあっても、政府の意思で、高値を維持するコントロールが入るため、コメの高騰がいつまで続くかとお言うと、JAに恩恵を受ける議員がいなくなるまでという事になりそうだ。
石破政権が、やはり問題であったことは明らかなようですね。