大人気の「薬屋のひとりごと」ですが、アニメ第2期が間もなく終了し、しばらくまた寂しいですね!
実は漫画が出ているところまでが、原作の小説ではまだ4巻あたりで、現時点小説が16巻出てるので、単純に、今の4倍のストーリーが小説では終わっています。
まだ小説も続きます。
漫画も20冊近く出てることから、漫画で100巻は行きそうな勢いです。
ここではアニメ第3期の範囲と思われる、バッタの大発生による大飢饉と猫猫たちが戦う話のあらすじをまとめます。

次回はたぶんこのトラブルからスタートして、共同で同じ目標を達成し、また猫猫と壬氏様は、深い愛情を育てていくと思われます。
子の一族の生き残りの子供が、食物の大飢饉予測
現在の皇帝になってから、不作の年がなく順調だった。
もし不作が起きると皇帝が悪いからという風潮になり、宮廷の力が揺らぐ危険があるという。
子の一族を謀反で皇帝の軍が倒したとき、子どもだけをひそかに生き延びさせた。
子の一族は、イナゴを食べる習慣があり、イナゴとバッタは姿が似ているため、バッタが大発生すると、イナゴに見せかけてバッタを売る商人が増えるが、バッタはまずいからわかる。

この年、イナゴだと思って買ったらバッタだったのを見て、生き残りの子供が過去の知識で「今年は不作になる」とつぶやいた。
不作になったら皇帝の危機だ!
聞いた猫猫は慌ててバッタについてわかるの本がないか本屋に行って調べようとする。
🔎 猫猫はバッタを研究し壬氏とタッグを組み飢饉対策を検討
猫猫は、バッタとイナゴの生態の違いに注目します。
バッタの年輪的発生で作物への影響が深くすぐにでもバッタ駆除して防災体制を整える必要性を宮中に知らせようと、なじみの武官を呼び、壬氏にも伝えます。
さっそく、壬氏は農村の食糧備蓄を確認しつつ、南部の作物を北部へ送るなど、支援体制構築や軍兵による被害地域の監視を始めます。
猫猫は「図録(虫の生態や対策をまとめた書)」で調べようとしますが、子の一族の砦にあった図鑑が本屋に売られてるのを知り、生き残った誰かが子の一族の蔵書を売ってることを知ります。
子の一族の砦に以前いた薬師がバッタの調査をしていたことから、その薬師の本を探し、データに基づいた対応策立案を促し、不作の危機に立ち向かいます。
⚙️ 猫猫と壬氏は同じ目標に向かってタッグを組むことで愛が成長する
猫猫がバッタの大量発生を阻止するためにした具体策は?
虫の生態周期・気温・風向きを見て「今年が大量発生のピーク」と推測。
- 住民が古くから行ってきた 「火祭り」(=かがり火をたき、虫の飛来を妨害)を復活させる。
- 臭いの強い薬草を燻す方法や、飛翔力を落とす塩散布など、薬師ならではの方法も現地で伝授。
- 備蓄を南部から北部へ回し、食料不足を先回りして対応。
- また、猫猫が現地農民の中に入って実情を把握して指導をし、食糧危機を抑える努力をします。
- 常に壬氏とも連絡を取り合い後宮と現場での対応を行う。←二人は仕事と恋愛両立し、同じ目標に向かう事で、愛の形が成長していく。
🌾壬氏は大飢饉がもたらす 宮廷への影響と政治判断で解決を急ぐ

- 壬氏は、蝗害のままでは「皇帝の統治能力が疑われ、政権基盤が揺らぐ危険性」を認識しており、対策を急ぐ必要を実感しており、猫猫と協力しながらバッタの大量発生に対峙します。
- 猫猫の提案により「蝗害防止策チーム」を編成し、官吏・軍・農民が協力して被害軽減を図る。
✅ 猫猫 × 壬氏の連携で国を救い、二人の愛情は成長していく
この一連の対応により、大災厄の前に「蝗害の沈静化」「備蓄と補給の確保」「宮廷の危機回避」が実現し、宮廷は飢饉や政権不安から守られたのです。
飢饉回避策により壬氏の猫猫への深い信頼は対等な関係を維持した愛のカタチへ
苦楽を共にする中で二人の間にある結びつきは、恋愛感情だけではなく信頼や、お互いを認め合い対等な関係へと変わっていく。
- 火祭り・燻煙・防除策により、バッタの発生は局地的被害に抑制され、広域拡散を防止。
- 食料危機や民の暴動を防ぎ、政権の信用維持に大きく貢献。
猫猫はこの活躍で、ますます壬氏と信頼関係が深くなる。
飢饉が回避すると壬氏に花嫁選びが行われる

玉葉妃に男の子が生まれ東宮の座は壬氏からいったんその子に移るが、まだ小さく、皇帝が近く倒れたら、赤ちゃんが皇位を継ぐわけにいかず、壬氏がそうなる可能性は0ではない。
皇位を継ぐ可能性のある立場故、壬氏の花嫁選びが始まる。
羅の一族の姫として、猫猫も花嫁候補者に加わる。
このころには、猫猫も自分の気持ちに気づき、両想いの関係で、壬氏は本気のプロポーズをしてくるが、政治的理由から、結婚には前向きになれない猫猫。
猫猫が壬氏のプロポーズを躊躇する政治的理由とは?

万が一、壬氏と結婚したら、皇帝の妻となる可能性はある。
そこに男の子が生まれたら、時期皇帝争いで玉葉妃と対立関係になる可能性があり、それは絶対避けたかった。
そのため結婚となると、難しいと壬氏に告げる。
✅壬氏は猫猫と結婚するためにしなければならない課題と向き合う
結婚してできた子供が玉葉妃の子と対立関係にならない為、壬氏自らが、皇位を抜けるしか、解決方法は見つからない。
そしてそのためにとんでもない態度に出る。
猫猫が「皇帝にはならないでくださいね」という言葉に、壬氏との未来への希望を感じる。
🎯まとめ
この第3期の大きいトピックスは蝗害から大飢饉が起きない為の解決に猫猫と壬氏はタッグを組んで向かう。
またそのことで、新しい愛の形に変化していく。
対処の一連の流れは、猫猫の「民を守る立場」としての成長が描かれた象徴的な章です。
壬氏にとっても「政の現場と感情の両立」というテーマが強く描かれており、恋愛・政治・民意が交差するエピソードとなっています。
次々二人に降りかかる事件は、この先お互いをますます認め合い深い絆を結ばせるきっかけとなっていくのでした。