
世界の果てまでイッテQの番組は、放送4時間前に急に、放送内容の変更を発表した。
いったい何があったのかと話題になりました。
Xで「2月2日(日)の放送内容変更について」と題した声明を発表し、「韓国でのロケ企画の撮影協力先について確認事項が発生したため、急きょ放送内容の変更を行いました。現在も確認作業を続けております」と報告した。
この日はガンバレルーヤ韓国美しすぎ回転演舞習得 という企画が予定されていました。
ロケ先に確認事項発生という事で撮影後に問題が見つかったという事のようです。
世界の果てまでイッテQのロケが統一教会関係だった

ガンバレルーヤと言えば、フランスでフレンチカンカンに挑戦してキャバレーデビューするなど、ダンスを頑張っていますね。

今回も韓国の伝統舞踊のダンスの練習をして、その鮮やかで美しい様子を披露する予定でした。
直前になって、その舞踊団が統一教会系の舞踊団ということがわかり、テレビ業界も今何かあると脚をすくわれかねない緊迫した状況の為、リスク回避で直前に放送を見送ったのではないかといわれています。
Xでは、日テレ内部に統一教会の人が紛れているからだとつぶやいてる方もいらっしゃいました。
日テレはリトルエンジェルスが統一教会系と知らなかった?
リトルエンジェルス舞踊団は小中学生で編成され、世界中で美しい舞踊を披露しているようです。
放送直前の対応なので、日テレは、リトルエンジェルスが統一教会系であることを知らずにロケをしていたと思われます。
直前に統一教会の方が、日テレ出放送されることを喜んでSNSに投稿したという事もあり、それを見て初めて日テレは気づいたのかもしれません。
急な対応に、いったい何があったのかと大きな話題でしたが、どうやらこれが原因だったようで、理由を発表せずにいましたが、7日にやっとこの件について説明しました。
番組側は「関連団体であるとのご指摘が外部からあり、放送内容を急きょ変更いたしました」と説明。 「現在も統一教会と無関係であるとの確証を得るまでには至らず、総合的に検討した結果、当企画については今後も放送しない判断を致しました」とした。
リトルエンジェルスとは?

創設者が文鮮明さんと韓鶴子さんである。
文鮮明さんは統一教会の教祖であり、そのため芸術団の運営にも統一教会が深く関与していると見られています。
1970年代には、アメリカで、KCIA(大韓民国中央情報部)がリトルエンジェルスを資金運びに利用していたことが取り上げられ、注目されました。
そのため、リトルエンジェルス芸術団の活動は、世界に勧告文化を伝える橋渡しの活動だけでなく、統一教会の布教活動や資金獲得としての機能を果たしているといわれます。

海外番組は現地スタッフに丸投げの日テレの体質による失敗?

統一教会は日本でも多くの被害者を出していることがわかっています。
多くの視聴者を持つ人気番組で、賛否両論のある統一教会の関連団体を肯定的に取り上げることで、世論がどのように反応するかを考えたうえで、放送を取りやめたと思われます。
また家族が統一教会に入り辛い思いをした子供の問題が、安倍元首相の亡くなったときに取り上げられたこともあり、複雑な思いをした日本人が、まだ多くいることもわかっています。
ただ問題は、日テレは結果としてぎりぎり間に合ったとも言えますが、直前の変更に対して、あまりに理由がわからない説明を出したので、多くの人は興味と不安を抱いたのも事実です。
事前の調べが甘かったことは、番組制作の上での課題になったでしょう。
韓国ロケなどをする場合の案内役、通訳の方が統一教会関連の方が多いという記事もありました。
海外の人との接点であるガイド役を統一教会の方が引き受けていたため、日テレの企画にも自然に入ってきたのかもしれません。
海外での撮影をする番組の多くは、海外の企画会社丸投げにしてる日テレの手抜きが今回の原因と考えられます。
つまり海外に接点を持ちたい統一教会関係者は、ガイドやこういう企画スタッフに携わっているため、今回の企画となった可能性があります。
現地スタッフ任せでなく、やはり国内でスタッフが企画を練って番組を作る大切さが改めて分かりましたが、そんな時間も予算もないのが現場なのかもしれません。
いずれにしても、楽しみにしていた番組を直前で変更するなら、もう少し具体的な理由の説明が早くされるべきでした。