松本人志の性加害裁判、ちょうど中居正広の性加害の1年前の冬に文春砲をされて、約1年近く戦ってきたもの、松本人志には決して有利に進まないうえ、時間もかかりました。
早く地上波に復帰したい思いと裏腹に、松本側の弁護士が、探偵をつけたり、a子さんの出廷妨害などをした結果、松本側には印象の悪い状況となり、松本人志の望む方向へ向かうことが難しくなりました。
文春側はかなり多くの証拠を出してきたこともあり、秋になって、急遽訴えを取り消すというファンにとっては、期待外れの対応となり、白黒つかぬまま中途半端な終結となりました。
A子さんとの裁判は、これでいったん終わったのですが、実はフライデーとの裁判はまだ続いていました。
フライデーが出した松本人志に女性が馬乗りになっている写真について、捏造疑惑を訴える渡邉センスさんとの裁判です。
この裁判が、この度また続きが行われました。
フライデー馬乗り写真の合成写真疑惑とは?
2018年10月に、松本、渡邊、渡邊の知人女性A子さん、B子さんら計6人が、大阪市の高級ホテルで飲み会を開いた時の2次会の写真がフライデーに掲載され、その様子が過激だったため、物議をかもしました。
松本人志の性加害については、a子さんに始まり、複数の性加害証言が出て、ついにj子さんまで出てくるという、文春砲に目が離せない状況でした。
特にj子さん事件は、マッサージ店で起きたことの為、お店のスタッフ複数の目撃もあり、性加害を訴えた人のパートナーの証言もあり、医師の診断書もあるなど、訴えてきたa子さんたちよりも、訴えたらかなりまずいと思われるマッサージ店の加害などもあり、松本側は少しでも不利な証拠が出ることには、敏感になっていました。
そういう中で馬乗り写真となれば、強く否定をしてきたのは、理解できます。
結果、松本人志を訴えてきたa子さんとの間には、何もなかったことになって終結をしたのですが、フライデーに対する合成写真掲載という出版社にとって命とり的な訴えをされた裁判に関しては、別枠で残ってしまい、未だ終結しない問題です。
フライデーの主張は、ホテルの飲み会のあと、飲み直しに行った先でA子さんが撮った写真だと、A子さんが認めていて、A子さんが持っている写真だと主張。
飲み直し先で松本は仰向けになってB子さんをまたがらせたと報道しました。

グラスが3つあるので、A子さん、B子さんと松本3人が、この場にいたという事で間違いないでしょう。
これに対して、渡邉センスさんが、そのような飲みなおし自体がなかったし、また1次会の後、松本人志と女性一人を残して解散しているので、写真を撮れる第3者がいるはずないという主張だ。
松本人志と誰か女性一人を残して他の人がいなくなるというやり方が、フジテレビの上納システムで最近さんざん言われた上納飲み会そのものではないかと、そちらも気になりますね。
渡邉センスさんは、(上納状態だったためか?)このような写真を撮れる人がいないし、誰なのかわからないため、馬乗り写真を合成写真だと主張してフライデーを訴えたものです。
フライデー側は証拠を多数提出していた
フライデー側は、東京地裁に写真や動画など物証を複数、提出して反論していたことが解りました。
物証の提出は今回が初めてです。
松本に女性を上納していたと、1年前に、文春だけでなく、フライデーにも複数回報じられてきました。
今となれば、上納システムが確実に存在したことが中居正広事件を通し、明らかになったので、改めて、そういうことはあってもおかしくない事実として受け取られるようになりましたね。
渡邊は、2人きりにしたのに、ここに写真を撮れるような第3者がいるはずないから、捏造写真であり、名誉毀損されたとして、発行元の講談社らを相手取って昨年5月に東京地裁に提訴したものです。
この写真が捏造だと訴えたいばかりに、松本人志の上納された女性がいるというデリケートな話はすっかり公になってしまっています。
フライデー側が出した写真や動画とは?
今回フライデーが実際出した証拠は、
(1)複数の〝馬乗り写真
(2)A子さんが松本からの電話を受けてホテルに戻った際に自撮りしたとする写真
(3)松本らの計3人で飲み直してそれが終わった後、A子さんとB子さんが松本らとの飲み会の感想を話した様子を撮ったとする動画
これらを提出したという。
飲み会の感想を述べた動画まであると、かなり信ぴょう性が高くなるのではないでしょうか。
フライデーが発表した当日の流れ

渡辺センス氏の主張は、「この日は松本人志と残してきたB子さんと二人で過ごしたはず」で、写真を撮る第3者が一緒にいることはないから、この写真は存在しないという主張。
一方フライデーは、
松本とB子さんの2人をホテルに残して飲み会は一旦解散。
その1時間後、松本がA子さんに電話をかけて「(B子さんが)酔っ払って帰れない」などの趣旨を話したといい、A子さんはホテルに戻って松本、B子さんの計3人で飲み直した。
そこで松本は自身の腹部に女性B子さんをまたがらせ、それをA子さんがスマホで撮ったものと主張。
フライデー側は審理で、写真や動画など複数の物証を提出していた。
この問題は、お互いがそのはずないとか、どちらの話が真実か証明が難航し、写真撮ったA子の存在をめぐり、なかなか解決に至らず、去年から何回か真偽をしてきたが結論を出すにはお互いの主張は対立したまま時間ばかり経っている。
そのため、どこかのタイミングで地裁側が和解勧告するのでは?と言われているようです。
松本人志復帰は遅れる?

早く地上波復帰したいと、去年秋に、裁判を中止し訴えを下げたにもかかわらず、中居正広問題はさらに大きな爆弾となり、中居正広知ともにフジテレビで上納されていたことで、また名前があがってしまい、マイナスイメージになりました。
さらにここにきて相方浜田雅功も体調崩ししばらく休業で、春にはサブスクでユーチューブ復帰という予定が、予定通り進まないのではと心配されます。
そしてまたフライデーの馬乗り写真で、みんながマイナスイメージを思い出してしまい、松本人志にとって、復帰に有利な状況は一つもない状況です。
テレビ局はフジテレビの問題を受け、リスクは少しでも避ける方向に流れており、ここで松本人志を出す理由がない状態です。
また実際松本人志に代わる存在がいくらでも出てきて、視聴率も松本人志に頼らずに済むことが解ってきているため、復帰が遠のいているともいわれます。
復帰は、また遅れそうですね。
松本人志性加害裁判まとめ

松本人志に性加害にあったという女性は複数文春で紹介されましたが、裁判として訴えてきたのはa子さんで、この写真のb子さんたちは、裁判には無関係なケースではあります。
この時の女性は特に裁判には持ってきていません。
訴えてきた方は何となくもやもやしたまま終結させられて、裁判とは無関係な上納問題が、未だ裁判沙汰になってくすぶっているのは、松本人志としても意に反する状況でしょう。
ただ過激な写真だけに、白黒つけたい気持ちも理解しますが、そもそも上納したりされた理が当たり前に行われていた当時の風習の方が今問題でしょう。
いずれにせよ、性加害裁判で、松本人志の紺が地上波復帰は厳しいことには変わりがないですね。
さらに、中居正広の問題が加わり、ユーチューブサブスクで春から再稼働を考えていた松本だが、松本の飲み会に中居もいたことなどから、春の復帰が難しいのではといわれてきました。
そこにまたこのフライデーで、多くの人は忘れかけていた松本性加害問題を思い出してしまい、松本人志の復帰は、また遠ざかるのではないでしょうか。
相方浜田雅功も、地上波からしばらく離れることになり、2人で一気にそろって復活を果たすのか今後見守りたいですね。