MySQL 導入支援サポートでは、お客様の MySQL のインストールや他のデータベースから MySQL への移行(マイグレーション)、MySQL レプリケーション設計、運用のためのトレーニングなどをサポートいたします。
MySQL レプリケーションについて
MySQL 標準の機能として、非同期型のマスター/スレーブ型のレプリケーションがございます。様々な用途に応用が利くので大変人気の高い機能の一つです。
レプリケーションを利用すると、以下のようなレイアウトのシステムを構築することが可能です。
- データをリモートサイトに転送(ディザスタリカバリ等に利用)
- データのフルバックアップを取得(マスターサーバの負荷軽減と手順の簡素化)
- スタンバイサーバ(マスターサーバがクラッシュした際に切り替える。ただし、データの転送は非同期なので、マスターがクラッシュした場合にはデータが少し失われる可能性があります。)
- 参照系クエリの負荷分散スレーブを多数用意することで、参照系のクエリを、ロードバランサーを用いて負荷分散させる。
レプリケーションは非同期ですがほとんどタイムラグはありません。従って、各スレーブの内容はほぼ同じなので、どのスレーブを参照しても、ほぼ同じデータを取得できます。
- システム全体のデータ量およびトラフィックをヒアリングし、レプリケーションに必要なマシンの台数をお見積いたします。
- 実作業の際は、一度既存システムのデータベースを停止させる必要があります。
ヒアリングの中で作業日程を調整させていただき、スケジュール立案のお手伝いをいたします。
- 実際の設定作業を行います。
- レプリケーション開始時の不測の事態に備え、立会い等も行なえます。
Web アプリケーションは一般的に参照系の処理が多いですが、MySQL のレプリケーション機能を利用すると、参照系の負荷を分散することが可能です。最初からたくさんのマシンを用意する必要はなく、負荷に応じてスレーブを追加することが可能です。
データベース移行(マイグレーション)について
メインフレーム上で動く COBOL などのアプリケーションを、オープン系のプラットフォームへ移植するような場合には、アプリケーションを他の言語(例えば Java)を使って書き直すことも珍しくはありません。
そのような場合は、新規でアプリケーションを開発するのと変わりありませんので、データベースを入れ替えるチャンスです。
他の商用データベースから MySQL へ切り替えることにより、マイグレーションによるコスト削減効果をさらに高めることが可能です。
- マイグレーション後にデータ型が変わる可能性がございます。弊社では移行先のシステムの特性を考慮して、最適な形でデータベース定義を行います。
- 大量のデータ移行についても、ご支援いたします。
- 現時点で MySQL に実装されていない機能につきましては、代替手段等をご提案いたします。
MySQL 導入支援サポートの流れ
- まずは、お問い合わせフォームからヒアリングのお申し込みをお願いします。この際、ご相談の概略をお教えください。
- 折り返し、ヒアリングを行う日程をお伺いするために、営業担当者から連絡申し上げます。
- お客様とスマートスタイルの営業担当者、データベースエンジニアによる動作環境、使用用途などのヒアリングを行います。お客様からご開示可能な資料をお見せ頂きながら、ご相談の詳細内容を伺い、お客様のフェーズに応じて弊社から具体的な内容や進め方やを提案いたします。
- プラットフォーム(Windows / Linux / AIX など)
- 用途(Xoops / SNS / Blog / CRM など)
- ソフトウェア開発企業様がご使用の場合、MySQL と組み合わせて利用する開発言語およびミドルウェアについても提案および導入のお手伝いをいたします。
- データセンターに設置されているサーバへのインストールにつきましては、諸条件を最初にヒアリングさせていただきます。
- Linux につきましては OS からのインストールも承ります。
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- ヒアリング終了後、直ちに動作環境、用途に応じて適切な MySQL ソフトウェアバージョンをご提案いたします。
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- 見積り内容をご検討頂き、ご注文をお願いします。
- ご注文頂いた内容に従い、直ちに実作業を開始します。
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